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【家づくり】水害に強い基礎

2025.02.21 トットの森

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※この動画は、YouTubeで公開しています。ある一定の期間でメンバー限定となる可能性があります。

水害に強い「逆スラブ基礎」とは?最強の床下浸水対策

この動画では、水害に強い「逆スラブ基礎」について詳しく解説しています。
特に床下浸水に最強の基礎構造で、被害後の復旧がスムーズに行える点が特徴です。


水害の現実と問題点

  • 近年の気候変動により、日本各地で水害リスクが増加
  • 床下浸水でも深刻な被害(泥・汚水・カビ・異臭・殺菌消毒の手間)
  • 従来の基礎は、床下に水が入ると除去が困難

逆スラブ基礎とは?

  • 通常のベタ基礎を逆さにした構造
  • 床下に空間がなく水が入らないため、泥水の処理が不要
  • 床を取り外して洗浄・消毒が可能
  • 基礎内部に断熱材を入れて断熱性を確保

従来のベタ基礎と逆スラブ基礎の違い

基礎の種類 特徴 水害への強さ
ベタ基礎(一般的) 床下に空間があり、通気性が良い 水害時に床下浸水しやすい
逆スラブ基礎 床下空間がなく、水が入らない 水害に強く、復旧が容易

 

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逆スラブ基礎のメリット

1. 水害に強い

  • 床下に水が入らないため、泥の処理が不要
  • 復旧が簡単(床を取り外し、洗浄・消毒が可能)

2. 断熱性が高い

  • スラブの下に断熱材を入れることで冬でも床が冷えにくい

3. 床の取り外しが可能

  • 浸水後に床材・断熱材を外して洗浄でき、リフォーム費用を抑えられる

逆スラブ基礎のデメリット

1. コストが高くなる

  • コンクリート使用量が増え、通常の基礎よりコストアップ
  • 施工が複雑で工務店の技術力が必要

2. ハウスメーカーでは採用できない

  • 一般的なハウスメーカーでは対応不可。工務店や建築士への依頼が必要

3. 配管の設計がシビア

  • 床下空間がない分、配管経路を正確に設計しなければならない

施工時のポイント

  • 床を最後に仕上げ、取り外し可能な仕様にする
  • 断熱材は高圧縮強度の「ミラフォームラムダ」などを採用
  • 床材には防水性のある「ペルゴフロアー」を検討し、清掃しやすくする

まとめ

  • 水害対策を考えるなら「逆スラブ基礎」が有力な選択肢
  • 従来のベタ基礎は水が入りやすく、復旧が困難
  • コストは上がるが、水害リスクの高い地域では効果大
  • ハウスメーカーでは対応不可が多く、工務店や設計士と相談要

水害の多い地域で家を建てるなら、逆スラブ基礎を検討してみてください。
床下浸水の被害を大きく抑え、復旧もスムーズになります。

 

下記の動画で詳しく解説しています。ご覧ください。

 

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逆スラブ基礎は水害に強く、床下浸水の被害を最小限に抑えられる基礎構造です。従来のベタ基礎と異なり、床下に空間がなく水が侵入しないため、復旧が容易なのが特徴。さらに断熱性も高く、冬でも快適な床環境を維持できます。ただし、施工コストが上がる・ハウスメーカーでは対応不可といったデメリットも。水害リスクの高い地域では、工務店や設計士と相談しながら導入を検討すると良いでしょう。